簡単静電気対策で機器も人も元気に冬を乗り越えましょう。
12月に入り、日に日に寒さが増してまいりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
乾燥するこの時期に嫌なのが「静電気」。
ドアノブを触った時や、人の手に触れたときにバチっと痛みが走るあの感触はとっても不快ですよね。
しかし、静電気の被害を受けているのは実は人だけではありません。
静電気を帯びた人が機器を触ると、触られた機器はバチンと衝撃を受け、故障しやすくなります。
今回は寒い季節でも機器と上手にお付き合いするために、簡単に実践できる静電気対策をご紹介いたします。
【静電気が起きやすい状況】
・エアコンなど暖房器具をガンガンに効かせている
・床がカーペットやタイルカーペット
・普通のスリッパを履いている/歩く時足を床にする癖がある
・化繊の服を着ている
いかがでしょう?院内やサロンだと結構当てはまる場合も多いのではないでしょうか?
とはいえ、エアコンを止めたり内装を変えたりはなかなかできませんよね。
そこで簡単にできる静電気対策をご提案します。
【簡単!静電気対策】
・加湿器で部屋を適度に加湿する
・静電気対策スリッパを履く
・施術者が静電気除去のブレスレットやネックレスを装着
しっかりと加湿された部屋では静電気が起こりにくいです。
(乾燥状態では湿潤状態の20倍も静電気が起こりやすいというデータもあります。)
あまり加湿し過ぎても結露ができ、カビなどの問題もあるので湿度50%を目安にしてください。
また、加湿器にはスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4種類がございます。
おすすめはスチーム式です。
スチーム式は内臓されたヒーターによる加熱で水蒸気を発生させるタイプで、短時間で広範囲を一気に加湿することができます。
また、加熱するため抗菌力に優れています。
反対に、超音波式の加湿器はお手入れを怠るとカビや肺炎を引き起こすレジオネラ菌が発生しやすく、機器の基盤に悪影響を及ぼすことがあります。
加湿器がすぐに準備できない方は、濡れタオルを部屋で干すだけでも効果は見込めます。
加湿はウイルス対策にもなり、機械ばかりでなく健康にも効果的ですので、ぜひ取り入れていただきたいです。
できることから実践していただき、寒い冬を機器とともに元気に乗り越えましょう。